2008/07/25

「Blue Spring」

今日は朝から、ついてなかった。

まずは、シャツを反対に着ていたのを随分気付かなかった。

また、例の保険証書の受取サインが必要で用意してたのに、出掛ける直前に忘れてしまった。
駅前まで歩いていたが、”細君”よりのtelで気付く。
「ちょっと潤にでも走らせて」と頼んで家に引き返す。
途中で合流できるはずが、とうとう家に戻ってしまった。
「なんで追いかけてくんないのよ」
「ええーっ、行ったよ」

この200mの駅までの道でなぜ、すれ違わないのか不思議だ。
また駅に向かった。
向こうに自転車に乗った潤が見えた。
苦笑い。
怒りたい所をぐっとこらえて「サンキュー」
いつもより、2本早く出たのに「ロス15分」で結局、いつもの時間になってしまった。

北千住から日比谷線
上野で降りるはずが、
「naka-okatimachi」のいいにくそうな英語のアナウンスで乗り過ごしに気付く。
ちょっと考え事をしていた。
そのまま銀座まで行って、銀座線に乗り換える。
「ロス15分」

どうなることかと思った一日の始まりでしたが、そのあとは無事でした。

寄り道ついでに、ちょっと寄り道

既婚者が誰かと話す時に、自分の配偶者のことを何て呼ぶか、これは結構、興味深い。 
私の周囲では、妻のことを「かみさん」と呼ぶ人が多いかな・・・ 
「かみさん」は漢字で書くと「上さん」で、もともとは商人や職人の妻を指す言葉だったようだ。
そういえば、料理屋や旅館、商店などでは、今も女主人を指して「おかみさん」と言う場合が多い。

女房(にょうぼう)と言う人も多いのではないか。
家内(かない)という言い方もしぶい。
かつて、男女の役割固定が問題となっていた時に、慣習的な言い方が問題視されたことがあった。
「私つくる人、あなた食べる人」というCMが問題になった頃だ。 
他人の妻を指して奥さんとか奥様というのも、女性の役割を固定化すものだといわれた。
そういった点では家内も同類で、妻は家の中にいる者、家の奥にいる者ということになり、女性の社会進出を妨げる考え方、言葉だとされたのである。
もっとも時代が変わって、最近では、専業主婦であることは一種のステータスにもなっていて、奥さん、奥様と言われることに密かな優越感を抱く女性もいる。
また、改まった場合などに、愚妻(ぐさい)と言うのを聞いたこともある。
私の連れ合いからは、「もし、他人に私のことを愚妻と言ったら離婚する」と脅されているので、これまで私は愚妻という言葉を使ったことはない。
連れ合いという言葉は、男女ともに使える言葉だが、あまり聞いたり使ったりしないかな。
昔はワイフという言葉も使われていたが、最近はあまり聞かなくなった。
男が妻のことを言う時は、何て呼んだらいいのかちょっと躊躇する。
若い人なら、「俺の彼女」とか、ちょっと嬉しそうに言うのかもしれないが、中年を過ぎてからの男がいまさら「俺の彼女」と言うのもなんだし、妻のことをどう呼ぶか、ちょっと照れくさかったりする。 
若い女性と話している時はなおさらで、なるべく素っ気なく聞こえるように言いたい。
別に下心があるわけでもないのだが、まあ、男なんて所詮そんなものである。 
ん? もしかして俺だけかな・・・ かみさんにしても、連れ合いにしても、英語のワイフにしても、なんかそんな男の照れというか、遠慮みたいなものが感じられる。 
友人に、毅然として「妻」という奴がいる。
まあ、一番まっとうな言い方なのだろうが、何か情緒が感じられない。お役所みたいな言い方である。そういえば奴はクリスチャンだったな・・・ 「配偶者」という人にも出会ったことがあるが、これは照れを通り越した末の言い方なのか、それとも冷静な事実を語ろうとしているのか、いまひとつ判然としなかった。 
東京の下町では、嬶(かかあ)とか、おっかあとか、母ちゃんとかいうオジサンも良くいた。 
もともとは子どもが母親に対して言うのを、父親が真似たわけだから、自分の妻のことをママとかお母さんと呼ぶのと同類である。 
さすがに、自分の妻を指して、ママとかお母さんという人には出会ったことがない。 
嬶(かかあ)、おっかあ、母ちゃんというのも照れの延長線上にある言い方だろうが、なるべく自分の妻のことを遠回し言おうとする男の純情のようなものが汲み取れる。
奥さんとか、嫁さんとか言う人も似たようなものかもしれない。 
年配の人になると、自分の妻を婆(ばばあ)とか婆さんとか言う人もいて、これも照れの一種だとは思うが、ちょっとひどいかも知れない。
私だったら、即、離婚される・・・ そうそう、自分の妻を恐れて、山の神なんて言う人もいる。
これなんか、敬っているのか、けなしているのかよく判らないが、たいていは後者である。 
さて自分では、ほとんど呼ばないようにしている。
せいぜい「うちの」くらい。文にする時は細君でいきましょうか。
決して細いわけではないが。

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午後からは永山に行った。
早く終れば、ごぶさた”のぶ鱗”にでも顔を出そうかと思ったが簡単には終らず、行けなかった。
帰りの小田急永山駅でのこと

1本遅らせば”多摩急行”が来るので待合室で待っていた。
多摩急行なら乗り換えなしで北千住まで行くのです。

ここで表題の「blue spring」です。
つまりは、”青春”?を感じさせられました。

今年から夏の高校野球は、西やら東やら、はたまた北やら南やら
1県1高の原則が大幅に緩和されています。

かくゆう我が故郷も東西に分かれました。
(母校はやはり1回戦で負けていました)
特に「甲子園」の代名詞である高校野球は青春そのものです。

僕は高校時代は3年まで部活をやっていなかったので
最後の夏の戦い・・という感覚は持ったことがないのですが

その待合室で高校生5人と隣り合わせました。
聞いていると
「ああ、終ってしまったなあ・・」と感慨深げです。
「最後の○○さんの打席の時から、もうウルウルだったよ」
2年生のようです。
中にはレギュラーも居るようです。
最後に「甲子園連れて行ってやれなくてごめんな・・」
と先輩に抱きつかれて、号泣でしたよ・・と

野球バッグを見たら「国士舘」とありました。
この時期まで残ってる高校は、ほんと手の届くところに「甲子園」があったはずで
負けた悔しさと先輩への思いが伝わり、真っ黒な顔のイカつい連中にもいとおしさを覚えました。
いいなあ、青春って。

甲子園を目指す、TVヒーローズも明日最終回です。

あとでチェックすると、東東京の準決勝だったようです。
くやしい逆転負けです。

忘れんなよ!今の気持ちを


神宮球場
準決勝 .........123456789計
国士舘     2000020004
東海大高輪台00000203X5

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