2008/05/07

「GNH」

GNPは言わずと知れた国民総生産
戦後の日本を象徴する経済力の指標
今や中国は国力を上げて毎年二桁成長を競う
その代償に公害や環境破壊を生む
それでいいのだろうか?

「国にとって大切なのはGNPよりGNH(国民総幸福量)なんです」
1976年のある国際会議で、わずか16歳で即位し、当時まだ21歳だったワンチュク国王はそう演説しました。
ヒマラヤの小国ブータンの国王です。
GNH(Gloss National Happiness)。
お金やモノより心の豊かさ、伝統的な社会・文化、自然環境などのほうが大切だという意味です。
国にとって大切なことは経済成長を続ける発展ではなく、国民自身がそれぞれ「幸せ」だと感じることなのだ、とはっきり宣言したのです。
隣国にどんどんその思想は広がっています。

教育と医療を無償で保障しています。
英語を公用語として習わせます。
倹約が信条です。
遠い昔の日本もそうであったはず。

経済発展が何をもたらしたのか?
今、豊かですか?
今、幸せですか?

やっぱり、お金が大事。
相当、毒されてしまっています。


今日、店に行って「異動通知」をしてきました。
誰しもHappyな人事はないかもしれません。

でもこれが、1年後、5年後、「よかった」
Happyだったと思われるようにしたい。

Are you happy?

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